バターしみしみのトーストを

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3年前の今日、帝王切開で一卵性の双子を生んだ。

わたしの母は「あんたは完全にかえるだった」と生まれたてのわたしを見た感想を何度も話していた。

双子は完全にお猿であった。というか旦那だった。ハイテンションで看護師さんたちに写真を撮ってもらった。お腹開きっぱなしなのに。せっかくなのでお腹の中も写るように撮影してもらう。そうそう自分の腹の中を見ることもなかろう。

しかし、子どもを取り上げてもらった直後から感覚が変だ。お腹がもぞもぞするし、なんていうか、これ、痛いんじゃない?

横の看護師さんに声をかけると、どうやらお腹側の麻酔が弱まっているらしい。瞬時に慌ただしくなる手術室。看護師さんに励まされながら、痛みと出血による寒さで震えつつお腹を閉じてもらい、終わる頃にまた麻酔が効き出した。

手術室を出ると夫が「元気そうだったよ、お疲れ様、ありがとう」と言った。

ああそうか、よかった。

安心した。それがちょうど3年前の朝10時だった。

昨日。2歳最後の日に新宿御苑で撮影をしてきた。以前もお世話になったカメラマンの女性に双子も慣れて、楽しく撮影できた。

今朝。無事に3歳になった双子。どんな人になるだろう。

3年前のわたし、頑張った。死ぬかと思ったけどピンピンしてる。子どもは元気にひょうきんに、育っているよ。

今日は自分へのお祝いに有給をとった。

そんで今は、川越。地元のおじさんたちが集まってそうなカフェで食べるモーニングを食べてる。

ドレッシングがだらだらのサラダに、ケチャップのついたスクランブルエッグ。バターしみしみのトースト。

よいな。よい朝だな。

写真撮ろう。

追記

今日は、会うと元気の出る人と会う日。

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